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パニック障害のイライラとは?特徴や対処法をご紹介

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パニック障害でのイライラとはどんなものでしょう?

何にイライラしているのか、イライラの特徴をお話します。

その対処法も併せてご紹介します。

 

・自分に対して

 

パニック障害になると、めまいや動悸、胸の痛みなど体にでる症状のほか、外に出ることが怖くてできなくなってしまう症状の人が多いため日常生活が困難に感じます。

発作が起きたときはどうすることもできず、発作自体がいつ起きるのかわからないことも不安要素になります。

体に症状が現れると横になっていなければいけないなど、自由に動くことができなくなります。

今までできていたことができなくなったことにより、自分に対してのイライラが募っていくのです。

普通に何事もなくできていたのに、できない自分が歯がゆく同時に情けなくもあり、イライラをぶつける先も見当たらないような状態になることも。

自分に対してのイライラは、できないことが痛いほどわかっているだけに辛いものと感じてしまうようです。

 

・周りのことで

 

本人にとってはとても苦痛であるパニック障害。

この苦痛をわかってもらいたいと周囲に伝えるのですが、なかなか分かってもらえないことが多いのです。それは周りからみていつものように見えるときもあるから。

この辛さはなった人にしかわかりません。周りはどんなに寄り添っても本当のところはわかることができないのです。それを本人もどこかでわかっているでしょう。

でも、このわかってもらえない不満がイライラに繋がるのです。

この症状が出たときはこうしてほしいと言われていても、慣れていないと対応できない人も多いでしょう。きちんと対応してもらえないこともイライラしてしまう原因に。

周りに迷惑をかけてしまうことによる自己嫌悪もありますが、わかってもらえないこともイライラに繋がるといえるでしょう。

 

・理由はないのに

 

何か出来事が起きたからということではありません。これといって何かに対してというわけでもありません。

本人も何に対してかわからないのですが、イライラしています。

イライラの対象が特定されていないので、どうぶつけたらいいのかもわからないのです。

それが毎日のようにあります。

毎日のように特に理由もなくイライラ。そこへ自分に対してや周りに対してのイライラが足されて、イライラで押しつぶされそうになることも。

リラックスなんてできないと思う日もあるでしょう。

大きくみて、この現状に対してイライラしている場合もありますが、何に対してイライラしているのかと問われても本人もわからないことがあるのです。

 

・それがストレスへ

毎日イライラ、自分に対して、周りに対して、特に理由もなくイライラしてしまうことは体にも負担がかかってきます。感情の行き場がないことで、自分の中に溜め込んでしまうとそれがストレスに変化してしまうことも。

イライラを溜め込んでストレスになっていると気づけばいいのですが、なかなか自分では気づくことができません。

このストレスにより、さらにパニック障害の症状を悪化させてしまうこともあります。

イライラを軽くみてしまわないように注意しましょう。

悪化すると、体も心もさらに辛くなってしまう可能性があるので、ストレスにならないような対策が必要となります。

それは誰しも同じこととは限りません。それぞれの人に合った対処法が必要になるのです。

 

・自分に合った対処法を

イライラしていることでストレスに繋がり症状が悪化してしまないよう、対処法を知っておくことも大切です。

気を紛らわすことは対処法として取り入れやすいもの。

イライラの感情に焦点があたっているので、客観的に物事を見られなくなっている状態です。

テレビを観たり、窓の外に目を向けてみるだけでもイライラした感情が落ち着きを取り戻すきっかけになります。自分が落ち着くと思えるものを持つこともいいですね。

また、心が落ち着く作用のあるサプリを飲んでみるのもいいでしょう。

すぐに効果が出るものではありませんが、お守りとして飲んでみてもいいかもしれません。

ただし、薬を飲んでいる場合はサプリを飲んでもいいか主治医に相談してみましょう。

自分に合った対処法を見つけておけば、気持ちの面でも楽になれます。

 

パニック障害では、いつもイライラしている場合が多いですが、自分なりの対処法を探しておけばイライラから解放されるきっかけになります。

いつもイライラするのは疲れてしまいます。自分が楽しく喜べるものを見つけておいて、イライラが出たときに実行してみましょう。